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カテゴリ「呟き」に属する投稿57件]4ページ目)

ジョーン・エイキン「ルビーの詰まった脚」#読了 しました。
エイキン作品はたくさんあるけれど個人的な読書歴のなかでは「月のケーキ」に続き二冊目。
「ルビーの詰まった脚」は元の短篇集を二分割して翻訳・出版したもので、残りの作品たちが「お城の人々」として最近出版されたところ。そちらも読みたいです。

体調が思わしくなく、現実は息つく暇もないほど次々に押し寄せてくる。見るまえに跳べ。

怖いけれど、なぜ怖いのか。死ぬことよりも、怖い生が続くことがきっと怖いのだろう。それは当り前で、死んだらもう何もない。

呟き

私は元来悲観的すぎるほど悲観的な人間なわけですが、歳を重ねた結果なのか、ずっと悲観的でいる体力がなくなってきたように感じています。
ただ単に悲観的な態度でいることは百害あって一利なし。それも頭ではわかっているし、とにかくこの頃は悩み苦しむだけで疲れる。体力が要る。なけなしの体力気力をこんなことに使いたくない。
そんなわけで、ついには何かと思い煩うのをやめて思考停止の境地にある今日この頃。私の乏しいキャパシティを、しょうもない苦悩の堆積がとうに埋めてしまったのでしょうか。ひとまずは降り積もった悲しみや心配事の上に腰掛けて、沈む太陽や昇る月を眺めています。
季節は巡る、どうせ足を止めるならせめて陽当りのいい場所で。

呟き

最近小説ばかりだなあと思い #Audible で「母という呪縛 娘という牢獄」を聴き始めました。
本人による手記だと思い込んでいたのだが、本人の手記や周囲の証言などを含め、彼女を取材した共同通信の記者が丁寧にまとめた本人との「合作」でした。
犯行を決意した契機は意外にも、医学部合格を目指して母親に強いられた九年間にも及ぶ浪人生活の中ではなく、医学部を諦めたその後に訪れたという。
暗澹たる気持ちになりますが最後まで聴きたいと思います。

呟き

ケアリー「堆塵館」を読み終え、 #Audible で少しずつ(但し1.35倍速で)聴いていた「プロジェクト ヘイル・メアリー」上下巻#読了
今は京極夏彦「姑獲鳥の夏」とルルフォの「燃える平原」を再読しつつ隙間時間にP・K・ディック短篇集(トータル・リコール他)を聴いています。ディックは長篇ばかり三作品読んだことがあるのですが短篇だとまた印象が違うなあと感じる。

呟き

ケアリー「堆塵館」、夢中で読んでいたらそろそろ読み終わりそうです。

家長ウンビット・アイアマンガーが孫息子クロッドにアイアマンガー家の来歴を語って曰く
『この悪臭を放つ鼻摘みもの、粉々になったもの、ひび割れたもの、錆びたもの、ねじを巻きすぎたもの、欠けたもの、臭いもの、醜いもの、有毒なもの、使い道のないもの。そういったものすべてをアイアマンガー一族は、なにものにも代えがたい愛情をもって遇した。そうした嫌われたものに注ぐアイアマンガーの愛情に勝るものはこの世にはない。われらが所有したものものは茶色で、灰色で、黄ばんでいて、染みだらけで埃だらけで腐臭を放っている。われらは白徽の王だ。徽すらも所有していると私は思っている。われらは徽の大家(たいか)なのだ』 #引用

呟き

サラマーゴ「白の闇」#読了 し、積んでいたケアリー「堆塵館」を読み始めました。まだ100ページ程だけれど最初からハイペースに面白い。屑山での作業描写もそのうちあるのかなとわくわくしながら読んでいます。

そういえば昨日は京極夏彦「鵼の碑」の発売日でしたが、先に既刊を一通り読み直そうと思いつつ全然読めていませんでした。これから追いつきたい。

呟き

岩波文庫フェア2023で貰ったブックカバーをようやく開封しました。
画像は少々ファイルサイズを小さくしなくてはいけないのでまた後日……。

呟き

6年前の異なる時期に起こったふたつの出来事、のあいだの因果関係に今さら気づくなどする。

呟き

少し遠出。

「プロジェクト・ヘイル・メアリー」をAudibleで聴いています。まだ3章が終わったところですが面白い。

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