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No.96, No.23, No.22, No.21, No.20, No.19, No.187件]

まだ咳が出る。詩を書いています。
大昔に書いていた詩のノートなど見ると幼さに苦笑してしまうのだが、9歳のころから詩を書いていたという事実はただ「おまえは本当にこれが好きなのだ」と囁いてくれるので少し心が安らぐ。

日記

「アルヴァとイルヴァ」、これまで読んだエドワード・ケアリー作品の中で一番面白かったのではという気すらしているのだが、なぜ復刊されないのだろう。

呟き

夏の解剖 #詩

西瓜の種を指先で

ほじくり出して白い皿に落とす

硬質なピアニシモの納骨

樹の影が揺れる

また手をよごす

うすく赤く甘く

唇は濡らそう、果汁に汗に

貪欲なまでの無頓着さで


ふと

思い出しただけのように

さりげない調子で

しばらく前に席を立った

あなたの分にもほら、塩をひとつまみ

百万年前の海水を

かわかした

ものです。

断片

小説を書くため練炭やガスでの自殺について調べていると検索エンジンが余計な気を回してくる。

呟き

せっかくなので嗅覚障害の人間を語り手に置いて小説を書く。
宣言しないとぐずぐずするので、こんな場所で何ですが「今から書きます」と。

呟き

追悼と祈り。

昨日から嗅覚がほぼ消失し、匂いがわからないことによって味覚も体感9割損なわれている。地味に嫌だなあ。

日記