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カテゴリ「日記」に属する投稿94件]3ページ目)

病院に行き、午後は図書館へ。
子供が眠っていたので思いがけず長めに滞在することができた。子のために絵本9冊、自分のために「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集第3集05 短篇コレクションⅠ」を借りる。だいぶ前に最初の4篇だけ読んだもの。「南部高速道路」や「タルパ」も読み返したいし、前に読めなかった残りの作品も読みたい。
ページをパラパラめくると、貸出時にカウンターで貰う返却期限の印字された紙がそのまま挟まっており、ちょうど昨日返却されたことを示していた。

日記

トカラ列島近海で短期間に約500回もの地震発生。全国各地で猛暑と短時間記録的豪雨。欧州はスペインで昨年6月の記録を超す46℃観測、フランスやドイツ、妹の暮らすオランダでも40℃前後となり子供らを守るため各地で休校。
異常気象は今後も続き、悪くなることはあっても良くなることはないのだろう。日本の現状を考えても大変な時代に子を産んでしまったという苦しさはある。純粋そのものにきらめく瞳。あらゆる災厄から守りたい、本当に心の底から。

日記

久しぶりに書店に行けました。
今日から始まる新潮文庫の100冊フェア、ひとまずこれだけはと掴んだ安部公房「砂の女」プレミアムカバー版。通常版も持っているけれど嬉しい、一面に砂色の表紙。
岩波文庫フェアも去年はそれどころでなくスルーしてしまったけれど特設コーナーができており、そこそこじっくり3冊を選ぶ。セネカの「生の短さについて」、ロマン・ロラン「ベートーヴェンの生涯」、峠三吉「原爆詩集」。
青「生の短さについて」は光文社古典新訳文庫を(prime readingでずっと保持しており)ときどき読み返している。そちらに含まれていない「幸福な生について」を読みたいと思って選んだ。
緑「原爆詩集」は店頭で少し読んだら自分自身の眼にも「正しい涙」が溢れようとするのを感じて選ばざるを得なかった。幼子を育てている身で真正面からどれだけ読めるかわからないが、巻末の大江健三郎の言葉を支えに読み進めようと思う。
赤「ベートーヴェンの生涯」はまったくノーマークだったものを読もうということでパラパラめくってなんとなく選んだ。書店フェアの正しい使い方、などと嘯いてみる。

なお、天気が崩れたかと思ったら書店に入っている大型ショッピングモール全体が瞬間的に停電して驚いた。エスカレーターは安全のため運転停止。エレベーターは片側のみ運行していたが、警備員さんに聞いたらまた止まるかもしれないから乗らないほうがいいと言うので、天候が落ち着くまで待ってから帰ってきた。家の近くの植物園で樹木が何十本も倒れてしまったことをニュースで聞いた。そこまでの強風ではなかったように思うので、竜巻でも発生していたのかもしれない。

日記

突発性発疹をやった子供の看病が少し落ち着き、おや腰から下がキンキンそわそわすると思ったら38.6℃の熱。

日記

このところ「コトアム」というSNSをゆるく楽しんでいます。
詩や短歌、俳句、日記にエッセイ、ちょっとした呟きなど、人々が紙片一枚に寄せる言葉をひらひら集めて束ねて、自由にプレイリストを作成。
テーマ設定と作品選定で(というほど堅苦しくもないのがいいところ)自分の「好き」の多様性が紐解かれていくような感覚があります。
暫くは読む専になろうと思っていたのだけれど、投稿が簡単なのでついつい思いついた短歌などをぽろぽろと。

眠気覚ましに飲んだ冷たいコーヒーで腹を下して夕方の鐘

よる九時のマクドナルドで四枚おろしのエグチつまみつつ「いいね」

おさなごのほふく前進めざすものがスリッパとかの今が愛しい

落とした錠剤が床で音立てているあいだに見つけられなかった

十四年前の日記のあまってるとこに小さくごめんねと書く

#短歌

日記

雨模様と妙にはしゃいだ暑さのあいだを行き来するうちに音もなく梅雨入り。

実家の庭の紫陽花が今年も綺麗に咲いた。
この紫陽花はね、と母が語るのを何度聞いただろう。ずっと前の母の日に、あなたがお小遣いで買ってきてくれた小さな株を置いておいたらね。植木鉢の底を突き破って、庭に根を張って、こんなに大きくなっちゃったんだよ、すごいよね。

昨秋に子供が生まれて(と書くのは卑怯に感じるくらい、それは私が産んだのだが)数日間NICUに入っていたのだけれど今は幸いすくすくと育ってくれている。
声を立てて笑う。はいはいをする、歌っているつもりで私の歌に合わせて声を出す、猫の尾に手を伸ばす(猫は逃げる)。
よくも悪くも、自分の命の意味が変わってしまったと思う。
「子は鎹」であるかはさておき、ふわふわ浮いていた自分の存在に打ちこまれた楔、ではある。死ねない。

死ねなくなって迎える初めての誕生月、庭の紫陽花が、地上から空へ降る雨のように咲く。強く強く土に張った根から吸い上げた雨水が、光となって天へ還ってゆく。

日記

あけましておめでとうございます。
と言いたかったけれど、年明け早々訃報が入った。
高校時代の部活仲間が亡くなったのだ。火事だった。
自分自身の一部がもぎ取られたようで苦しい。せめて最期の瞬間に恐怖や痛み苦しみがなかったことを祈ります。
安らかに眠って下さい。楽しかったよ、ありがとう。

日記

火曜から入院中。
あれこれ考える気力がないため淡々と過ごしている。外出の申請さえすれば出入りは自由にできるので近くの図書館に行ったり。本が読めて食事ができる、元気じゃないかと思うのだが身体が紙でできているかのようで、肉に戻れるまでいなくてはならないらしい。

日記

新居へ越し、相変わらず環境の変化にひどく苦しみながらぼちぼち家の中を整えたりしています。
来月以降は忙殺されてマイクロブログのことも忘れ果てるかもしれないと思いながら、今のうちにと少し小説を推敲したりもしています。

日記

世界猫の日おめでとう。

転居に伴う諸手続きのため役所に行き、病院に行き、牛タンを食べた。

日記