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2023年9月の投稿17件]

2023年9月26日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

最近小説ばかりだなあと思い #Audible で「母という呪縛 娘という牢獄」を聴き始めました。
本人による手記だと思い込んでいたのだが、本人の手記や周囲の証言などを含め、彼女を取材した共同通信の記者が丁寧にまとめた本人との「合作」でした。
犯行を決意した契機は意外にも、医学部合格を目指して母親に強いられた九年間にも及ぶ浪人生活の中ではなく、医学部を諦めたその後に訪れたという。
暗澹たる気持ちになりますが最後まで聴きたいと思います。

呟き

2023年9月22日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ケアリー「堆塵館」を読み終え、 #Audible で少しずつ(但し1.35倍速で)聴いていた「プロジェクト ヘイル・メアリー」上下巻#読了
今は京極夏彦「姑獲鳥の夏」とルルフォの「燃える平原」を再読しつつ隙間時間にP・K・ディック短篇集(トータル・リコール他)を聴いています。ディックは長篇ばかり三作品読んだことがあるのですが短篇だとまた印象が違うなあと感じる。

呟き

2023年9月19日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ケアリー「堆塵館」、夢中で読んでいたらそろそろ読み終わりそうです。

家長ウンビット・アイアマンガーが孫息子クロッドにアイアマンガー家の来歴を語って曰く
『この悪臭を放つ鼻摘みもの、粉々になったもの、ひび割れたもの、錆びたもの、ねじを巻きすぎたもの、欠けたもの、臭いもの、醜いもの、有毒なもの、使い道のないもの。そういったものすべてをアイアマンガー一族は、なにものにも代えがたい愛情をもって遇した。そうした嫌われたものに注ぐアイアマンガーの愛情に勝るものはこの世にはない。われらが所有したものものは茶色で、灰色で、黄ばんでいて、染みだらけで埃だらけで腐臭を放っている。われらは白徽の王だ。徽すらも所有していると私は思っている。われらは徽の大家(たいか)なのだ』 #引用

呟き

2023年9月17日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

2023年9月15日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

サラマーゴ「白の闇」#読了 し、積んでいたケアリー「堆塵館」を読み始めました。まだ100ページ程だけれど最初からハイペースに面白い。屑山での作業描写もそのうちあるのかなとわくわくしながら読んでいます。

そういえば昨日は京極夏彦「鵼の碑」の発売日でしたが、先に既刊を一通り読み直そうと思いつつ全然読めていませんでした。これから追いつきたい。

呟き

encouragement #詩

死者は毎朝あたらしく生まれる

陽気な鳥のようにさえずりながら

私の朝を飛び回る

さあ湯を沸かせ、コーヒーを淹れろ

ねむたい眼をこすって

ほら、始まりは大概ひどいものさ


昼のあいだ死者は戸口に立って

遠い街並みに目をみはっている

ときおり振り向くのは、ふと愉快になったからだ

あのときは実におもしろかったな

そう思わないか? 忘れてしまったのか?

ひかる小石を集めたじゃないか?


夜更け、白い花々に埋もれながら

死者の青ざめたくちびるが

影の天井につづる歌へ、さあ耳をすまし

水底の響きに弱々しい鼓動を横たえて

眠れ、

不安な夢からさめた幼子のように

かわいた眼をふたたび涙でいっぱいにして。

断片

2023年9月13日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

岩波文庫フェア2023で貰ったブックカバーをようやく開封しました。
画像は少々ファイルサイズを小さくしなくてはいけないのでまた後日……。

呟き

2023年9月11日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

6年前の異なる時期に起こったふたつの出来事、のあいだの因果関係に今さら気づくなどする。

呟き

2023年9月9日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

2023年9月7日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

昨夜は書いている小説のプロットを最後まで書き出して、あそこはむしろこうした方がいいかな?などと考えながら寝落ちしました。
なぜか人生で一度二度しかやったことのないテニスの試合をしている夢を見た(書きかけの小説には全く関係なさそう)。

一週間ばかり前に岩波文庫フェアのブックカバーが届いたのだがまだ開封もしていない。
曇り空は気分が沈みます。

TV番組「世界ねこ歩き」を飼い猫が熱心に見ていて笑ってしまった。猫はいいなあ。

日記