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No.162, No.154, No.150, No.149, No.145, No.139, No.1377件]

過去の断片的な記述や詩などを、書かれた日付のとおりにパペログμへ集約しようか悩んでいましたが、 #Archive 投稿として、n年後のその日に投稿していくことにします。

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#夢日記 20250605

 食べ放題のコーナーがあるどこかにいる。料理を皿にたくさんとるが、デザートコーナーのケーキなどは食べ尽くされてしまっている。
 私は少女または少年である。気さくな男が、目の周りに赤の、頬に青いドーランのようなものを塗っている。何をしているのか問うと、別に、とか、気にしなくていい、とかそんなようなことを言う。
 男は人外の存在で、戦乱の神のようなものである。私を痛めつけた何かとの戦いに赴くつもりらしい。普段は飄々として穏やかな優男だが、今は空気をビリビリ震わせるような凄まじい怒りのオーラを感じる。私はすっかり焦って、そんなことをしなくていいと言う。戦化粧を終えた男は慈しむようなまなざしで私を見ている。
 私は男をこの場に引き止めようとする。皿に盛ってきた料理を食べ始めるが味はしない。徐々に満腹感だけを感じ始める。食べきれないかもしれないな、と思う。男が見守っている。優しい空気。少し怖いと思う。男の関心が戦いではなく今ここに戻ってきたようだと私は安堵するが、男の怒りは消えていない。神の圧倒的な力が私を守るように周辺で渦を巻いている。
 不意に私は男の腕に身を委ねたいような気持ちになる。男は運命のような、死神のような、戦勝の神のような、大きな存在である。それに身を委ねることには、諦めに似た心地よさがある。全てを諦めた私を二本の力強い腕が抱きとめる。この男はずっと私に執着していたのだと私は悟る。恐怖心を諦念が慰撫してゆく。

断片

2025年5月の #読了
自分のために
◆柴田元幸「つまみ食い文学食堂」
(質チョイス共に)信頼をおいているので、いわば翻訳者買いをしている柴田元幸氏。結構前に連載されていたエッセイをまとめた本ですが、取り上げられている作品を割と読んだことがあって「話についていけるぞ」感が嬉しかった。
気になった箇所を #引用
不味い食事をめぐる文章には、美味い食事をめぐる文章にはない文学性がある(中略) その不味い食事が調理され食されるに至った人間のドラマに共感を寄せることは大いに可能であり、むしろそのように共感することは、人の道にかなったことだとすら言えるであろう。
(『不味い食事』の章より)

これを象徴的に読むなら、『飢ゑ』の若者は、世界の意味を見きわめようと苦闘すればするほど世界の無意味を証明してしまう一方で、「断食芸人」の芸人は、世界が無意味であることにはじめから勘づいてしまっている
(『空腹、飢え、断食』の章より)

『そうそう、そうなんです。食べ物があれば、おいしくなさそうだし、おいしそうだと食べ物はそこにない!』(巻末の対談より)
◆みっけ「知りたいこと図鑑」
フルカラーの図解でいろんな雑学をつまみ食い。カフェのあるTSUTAYAで買いました。子供が大きくなったときに「入り口」になってほしい本を選ぼうという気持ちが大きくなっていることに気づく。本などまるで読まない子かもしれないのにね(元気であってくれればいい)。

子のために

呟き

2025年4月の #読了
自分のために
◆ジル・バークレムの「野ばらの村」シリーズ
「野ばらの村のピクニック」
「野ばらの村のけっこんしき」
「野ばらの村の秋の実り」
「野ばらの村の雪まつり」
「野ばらの村のひみつのへや」
「野ばらの村のふねのたび」
「野ばらの村の山のぼうけん」
「野ばらの村のおひっこし」
◆のばらの村をたずねて:ジル・バークレムの世界(講談社監修)

子のために
すずき出版×ダイソーのこどものくに絵本の新しいものが発売されていたので読み聞かせ。まだ絵を見て楽しむ程度ではあるものの、赤くつやつやした林檎がたくさん登場する「くまさんのりんご」でニコニコ喜んでいた。
◆おてつだいできるよ(すずき出版×ダイソー こどものくに絵本)
◆くまさんのりんご(すずき出版×ダイソー こどものくに絵本):
◆うさぎがびよ〜ん(すずき出版×ダイソー こどものくに絵本):

呟き

2025年3月の #読了
自分のために読んだ物があったかどうか思い出せない……。

子のために
◆しろくまちゃんのほっとけーき:わかやま けん
私の両親に買ってもらった本。繰り返しのオノマトペ、彩度が高くコントラストの強い絵と赤ちゃんが好む要素が揃っているためか楽しんで見ていた。おもちゃにしろ絵本にしろ、母が選ぶものは今のところハズレがなく、これが経験の差か……と思う。
◆ウマはかける(ハッピーセットの絵本):おおもも ようすけ
マクドナルドのハッピーセットに、おもちゃだけでなく定期的に入れ替わるミニ絵本とミニ図鑑がラインナップされていることを知り、今月の絵柄が可愛かったので貰いに行った。図鑑の方は「大ピンチずかん1・2」からの抜粋版。普段は小学館の図鑑NEOの抄録が多いようであった。図鑑も貰ったけれど字が多く細かいので、自分で楽しめるようになるまで保管。
牧場に暮らしていた馬がふと衝動にかられて走り出し……というストーリーで、面白いのは一部がAR対応となっていてスマホをかざすとイラストが動く。子は寒色の洞窟やドラゴンが出てくる赤い谷、色彩豊かで鮮やかな街なかのページなどで大きく反応していた。かわりに、淡い色彩で大人が見ると素敵な霧の平原のページにはほぼ無反応。
◆こんなかおできる?(チャイルド本社):磯みゆき
忘れていたのだが何かのアンケートに答えた謝礼として送られてきたもの。乳幼児向け絵本としてのツボは抑えていると思うのだがあまり反応が芳しくない。もう少し大きくなって、中身がわかるようになったら表情を作ったりして遊べるだろうか。
◆パンダなりきりたいそう:いりやま  さとし
人気の絵本。子供が明らかにパンダが大好きなのでパンダのものに目がいってしまう。というか書店で絵本コーナーをよく見るようになって思ったのだが、単体で絵本の主役を張っている動物は犬猫に次いでパンダが多いのではなかろうか。
話は変わるが日本にいるパンダたちが続々返還決まる。子に生きたパンダを見せられないのだなと思うと少しさみしい。私自身も見たことがない。子のための絵本とぬいぐるみで学んだのだが尾は白い。

私の人生にとってひとつの分岐点となった14年前の今日という日。
過去の、未来の、遠くの近くの、あらゆる災いと喪失に対して祈る気持ちで今年も手を合わせる。

呟き

改装のためクローズしていた本館(ブログ)、開けましたが開店休業状態です。
ゆっくりメニューを追加していきたいと思います。

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