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No.164, No.160, No.159, No.158, No.156, No.155, No.1487件]

東海地方まで梅雨明け。気象庁の発表する「階級」では、梅雨入りは全国的に遅く、梅雨明けはいずれも「かなり早い」となっている。ここ数年、短い空梅雨ばかりな気がする。といっても各地で局所的な豪雨が発生しているのですが。

日記

病院に行き、午後は図書館へ。
子供が眠っていたので思いがけず長めに滞在することができた。子のために絵本9冊、自分のために「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集第3集05 短篇コレクションⅠ」を借りる。だいぶ前に最初の4篇だけ読んだもの。「南部高速道路」や「タルパ」も読み返したいし、前に読めなかった残りの作品も読みたい。
ページをパラパラめくると、貸出時にカウンターで貰う返却期限の印字された紙がそのまま挟まっており、ちょうど昨日返却されたことを示していた。

日記

トカラ列島近海で短期間に約500回もの地震発生。全国各地で猛暑と短時間記録的豪雨。欧州はスペインで昨年6月の記録を超す46℃観測、フランスやドイツ、妹の暮らすオランダでも40℃前後となり子供らを守るため各地で休校。
異常気象は今後も続き、悪くなることはあっても良くなることはないのだろう。日本の現状を考えても大変な時代に子を産んでしまったという苦しさはある。純粋そのものにきらめく瞳。あらゆる災厄から守りたい、本当に心の底から。

日記

久しぶりに書店に行けました。
今日から始まる新潮文庫の100冊フェア、ひとまずこれだけはと掴んだ安部公房「砂の女」プレミアムカバー版。通常版も持っているけれど嬉しい、一面に砂色の表紙。
岩波文庫フェアも去年はそれどころでなくスルーしてしまったけれど特設コーナーができており、そこそこじっくり3冊を選ぶ。セネカの「生の短さについて」、ロマン・ロラン「ベートーヴェンの生涯」、峠三吉「原爆詩集」。
青「生の短さについて」は光文社古典新訳文庫を(prime readingでずっと保持しており)ときどき読み返している。そちらに含まれていない「幸福な生について」を読みたいと思って選んだ。
緑「原爆詩集」は店頭で少し読んだら自分自身の眼にも「正しい涙」が溢れようとするのを感じて選ばざるを得なかった。幼子を育てている身で真正面からどれだけ読めるかわからないが、巻末の大江健三郎の言葉を支えに読み進めようと思う。
赤「ベートーヴェンの生涯」はまったくノーマークだったものを読もうということでパラパラめくってなんとなく選んだ。書店フェアの正しい使い方、などと嘯いてみる。

なお、天気が崩れたかと思ったら書店に入っている大型ショッピングモール全体が瞬間的に停電して驚いた。エスカレーターは安全のため運転停止。エレベーターは片側のみ運行していたが、警備員さんに聞いたらまた止まるかもしれないから乗らないほうがいいと言うので、天候が落ち着くまで待ってから帰ってきた。家の近くの植物園で樹木が何十本も倒れてしまったことをニュースで聞いた。そこまでの強風ではなかったように思うので、竜巻でも発生していたのかもしれない。

日記

2025年6月の #読了
自分のために
◆京極夏彦「鵼の碑」

子のために
絵本を触ったり食べたりしたがるようになり、ボードブック以外の読み聞かせが難しく、天気も悪かったので気づけば家にあるボードブックを繰り返し読むだけの日々になってしまった。ダイソーのあかちゃんえほんシリーズで品切れだったものが入荷していたので買ったが、前回買ったものと比べて明らかに製本の質が落ち、ページ数も削減されていた(前回買ったのと同じタイトルのものをチェックしたところ、1ページずつ割かれていたトマト&きゅうりが同じページにまとめられているなどの変更が加えられていた)。新しく買った方も話の流れがやや不自然で残念。
ただ、物価高の中で値上げせずにこのクオリティのものを出してくれる大創出版には感謝。ボードブックの赤ちゃん向け絵本はどうせ消耗品と割り切っており、そんな中で税込¥110かつイラストの質も高く実際に子供が喜ぶので素晴らしいと思う。
でもやっぱり改訂前のものが買いたかったな。
◆0.1.2あかちゃんえほん①おべんとう(大創出版)
◆0.1.2あかちゃんえほん④わんわんにゃんにゃん(大創出版)

呟き

子供に読み聞かせをした本などを #記録 していきます。初めて読んだ日を基準に、上へ行くほど新しいもの。便宜的に #読了 タグもつけておく。

0歳
20250729◆ひよこさん(福音館書店0.1.2.えほん):征矢清/林明子(絵)
20250729◆つんこんぱっ(福音館書店0.1.2.えほん):こぺんなな
20250729◆ごぶごぶごぼごぼ(福音館書店0.1.2.えほん):駒形 克己
20250729◆ぱっちりおはよう(福音館書店0.1.2.えほん):増田 純子
20250729◆パンふわふわ(講談社の幼児えほん):彦坂有紀/もりと いずみ(絵)
20250729◆カラフル(すこやかあかちゃんえほん4 岩崎書店):新井 洋行
20250729◆おつきさまこんばんは(福音館書店):林明子
20250729◆めとめがあったら(ブロンズ新社):おくむら けんいち/マッティ・ピックヤムサ(絵)
〜生後9ヶ月。興味のある本とない本の差がはっきりし始める〜
20250714◆おやさいとんとん(ママと赤ちゃんのたべもの絵本 岩崎書店):真木 文絵、石倉 ヒロユキ(絵)
20250714◆くだものいろいろかくれんぼ(これなあに?かたぬきえほん ポプラ社):いしかわ こうじ
20250714◆フライパン(しかけえほんWORK×CREATEシリーズ コクヨ):きのした けい、moko(絵)
20250714◆おさかなちゃんのじょうずじょうず(0・1・2さい ちっちゃなおさかなちゃんの本 学研プラス):ヒド・ファン・ヘネヒテン/古藤 ゆず翻案
20250712◆ぱっちりおはよう(0.1.2.えほん図書 福音館書店):増田 純子
20250712◆へんしん うみのいきもの(ほるぷ出版):三浦 太郎
20250712◆すいぞくかん Aquarium(かがみのくに図書 マルジュ社):藤田 伸
20250711◆かぼちゃ人類学入門
20250711◆いちごが うれた
20250703◆あそぼうよ(好学社):レオ=レオニ/谷川俊太郎
20250703◆きょうのおやつは(かがみのえほん, 福音館書店):わたなべ ちなつ
20250703◆いっぱいあるよ!おでかけどれにする?(偕成社):てづか あけみ
20250703◆ぞうのエルマー エルマーのいちにち(BL出版):デビッド マッキー/きたむら さとし
20250703◆おべんとうバスのかくれんぼ(ひさかたチャイルド):真珠 まりこ
20250703◆はこあけて(あけてえほん図書, 偕成社):新井 洋行
20250703◆Sassyのあかちゃんえほん ちゃぷちゃぷ
20250703◆がたんごとんがたんごとん(ボードブック版, 福音館書店):安西 水丸
20250703◆とっくん(こどものとも0.1.22月号’24 福音館書店):駒形 克己
20250616◆0.1.2あかちゃんえほん①おべんとう(大創出版)
20250608◆0.1.2あかちゃんえほん④わんわんにゃんにゃん(大創出版)
20250517◆トミカとトム ひみつのおりょうり(ハッピーセットの絵本):つむぱぱ
20250509◆はらぺこあおむし(ボードブック版):エリック・カール/もり ひさし
〜生後半年。絵本を触りたがるようになりボードブック以外の読み聞かせが難しくなる〜
202504dd◆おてつだいできるよ(すずき出版×ダイソー こどものくに絵本):
202504dd◆くまさんのりんご(すずき出版×ダイソー こどものくに絵本):
202504dd◆うさぎがびよ〜ん(すずき出版×ダイソー こどものくに絵本):
20250327◆しろくまちゃんのほっとけーき:わかやま けん
20250321◆ウマはかける(ハッピーセットの絵本):おおもも ようすけ
20250307◆こんなかおできる?(チャイルド本社):磯みゆき
20250301◆パンダなりきりたいそう:いりやま  さとし
20250226◆ぐるぐるうごく しましまぐるぐる:かしわら あきお
20250222◆どんないろがすき(フレーベル社)
20250214◆たべたのだーれだ?:たむら しげる
20250208◆チャロとライオン:ウルフ・ニルソン、アンナ・へグルンド(絵)/オスターグレン晴子
20250208◆ちいさな赤いとうだい:ヒルデガード・H・スウィフト、リンド・ウォード(絵)/掛川 恭子
20250208◆オーガスタスのたび:キャサリン・レイナー/すぎもと えみ
20250208◆ゆめのまたゆめ:ジャン・バプティステ・バロニアン
20250114◆ベネッセの名前入りオリジナル絵本
20250112◆あそぼ!みずたまり(すずき出版×ダイソー こどものくに絵本):
20250112◆0.1.2あかちゃんえほん②いないいないばあ(大創出版)
20250112◆0.1.2あかちゃんえほん③やさいくだもの(大創出版)
20241226◆Sassyの赤ちゃん絵本 にこにこ
〜生後2ヶ月。じっと絵を見てニコニコ喜ぶようになる〜
202410dd 誕生
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呟き

読書ログの記事の中で少し触れた(私個人が、今後)死ぬまでに読みたい文学作品リストもここで #記録 ・アップデートしていこうと思います。

名作リストとしての汎用性はありません。作家一人につき1〜2作までとし、未読の有名どころを挙げただけの、あくまで自分のための課題図書のような感じ。手を出しづらい作品も多いので、重い腰を上げるきっかけに。
読んでみたら何ということはなかった、もっと早く読めばよかった、という作品も多いのですが。

なおオリジナルが書かれた言語で分類しており、同一カテゴリ内においても作家の国籍・民族・人種といったバックグラウンドは多種多様です。一部不正確である可能性があるため随時修正します。

読んだもの(ひとまず《通読したもの》と定義)は太字にしています。

英語
Atwood, Margaret マーガレット・アトウッド
  侍女の物語 (1985)/岸本佐知子
Austen, Jane ジェイン・オースティン
  高慢と偏見 (1813)
Auster, Paul ポール・オースター
  ムーン・パレス (1989)
Capote, Truman トルーマン・カポーティ
  草の竪琴 (1945)/
  「ティファニーで朝食を」 Breakfast at Tiffany's (1958)/村上春樹
Chatwin, Bruce ブルース・チャトウィン
  パタゴニア (1977)/芹沢真理子
Coetzee, J.M. クッツェー
  「鉄の時代」 Age of Iron (1990)/くぼたのぞみ
  恥辱(1999)/鴻巣友季子
Conrad, Joseph ジョセフ・コンラッド
  ロード・ジム (1900)/柴田元幸
Faulkner, William ウィリアム・フォークナー
  アブサロム、アブサロム! (1936)/篠田一士
Forster, E.M. フォースター
  ハワーズ・エンド (1910)/吉田健一
Gordimer, Nadine
  バーガーの娘 (1979)/佐藤芳明
Hemingway, Ernest アーネスト・ヘミングウェイ
  日はまた昇る(1926)
Ishiguro, Kazuo カズオ・イシグロ
  充たされざる者 (1989)
Joyce, James ジェームズ・ジョイス
  若き芸術家の肖像 (1916)
  ユリシーズ (1922)
McCarthy, Mary メアリー・マッカーシー
  アメリカの鳥 (1963)/中野恵津子
Morrison, Toni トニ・モリスン
  「青い眼が欲しい」 The Bluest Eye (1970)
  ビラヴド (1987)
Naipaul, V.S. ナイポール
  ミゲル・ストリート (1959)/小沢自然
  ビスパス氏の家 (1961)/北川和子
Pynchon, Thomas トマス・ピンチョン
  重力の虹 (1973)
  ヴァインランド (1990)/佐藤良明
Rhys, Jean ジーン・リース
  サルガッソーの広い海 (1966)
Updyke, John ジョン・アップダイク
  クーデタ (1978)/池澤夏樹
Woolf, Virginia ヴァージニア・ウルフ
  灯台へ (1927)
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スペイン語
Allende, Isabel イサベル・アジェンデ
  精霊たちの家 (1982)/木村榮一
Fuentes, Carlos カルロス・フエンテス
  老いぼれグリンゴ (1985)/安藤哲行
García Márquez, Gabriel ガブリエル・ガルシア=マルケス
  百年の孤独 (1967)
  族長の秋(1975)
Paz, Octavio オクタビオ・パス
  孤独の迷宮 (1950)/桑名一博
  太陽の石 (1957)/安藤哲行
Vargas Llosa, Mario バルガス・リョサ
  楽園への道 (2003)/田村さと子
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ポルトガル語
Saramago, José ジョゼ・サラマーゴ
  「白の闇」 Ensaio sobre a cegueira  (1995)
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フランス語
Camus, Albert アルベール・カミュ
  「ペスト」 La Peste (1947)
Céline, Louis-Ferdinand セリーヌ
  夜の果てへの旅 (1932)
Condé, Maryse マリーズ・コンデ
  わたしはティチューバ (1970)
Duras, Marguerite マルグリット・デュラス
  太平洋の防波堤 (1950)/田中倫郎
  愛人 ラマン (1984)/清水徹
Gide, André アンドレ・ジッド
  狭き門 (1909)
Le Clézio, J.M.G. ル・クレジオ
  沙漠 (1980)/豊崎亜希
  黄金探索者 (1985)/中地義和
Modiano, Patrick パトリック・モディアノ
  暗いブティック通り (1978)/高遠弘美
Ndiaye, Marie ンディアイ
  三人の逞しい女 (2009)/小野正嗣
Nizan, Paul
  アデン、アラビア (1931)/小野正嗣
Rouaud, Jean
  名誉の戦場 (1990)/北代美和子
Sartre, Jean-Paul ジャン=ポール・サルトル
  「嘔吐」 La Nausée (1938)
Stendhal スタンダール
  赤と黒 (1830)
Tournier, Michel ミシェル・トゥルニエ
  フライデーあるいは太平洋の冥界 (1967)/榊原晃三
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ドイツ語
Beyer, Marcel マルセル・バイアー
  夜に蘇る声 (2000)
Grass, Günter ギュンター・グラス
  ブリキの太鼓 (1959)/池内紀
Handke, Peter ペーター・ハントケ
  反復 (1986)
Jelinek, Elfriede エルフリーデ・イェリネク
  ピアニスト(2002)
Kafka, Franz フランツ・カフカ
  「審判」 Der Process (1925)
  城 (1926)
Mann, Thomas トマス・マン
  魔の山 (1924)/高橋義孝
  ヴェニスに死す (1912)/実吉捷郎
Müller, Herta ヘルタ・ミュラー
  心獣 (1989)
Wolf, Christa
  カッサンドラ (1983)/中込啓子
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イタリア語
Buzzati, Dino ディーノ・ブッツァーティ
  タタール人の砂漠 (1940)
Calvino, Italo イタロ・カルヴィーノ
  「みえない都市」 Le Città Invisibil (1972)/米川良夫
Ginzburg, Natalia
  モンテ・フェルモの丘の家 (1963)/須賀敦子
Morante, Elsa
  アルトゥーロの島 (1957)/中山エツコ
Moravia, Alberto
  軽蔑 (1954)/大久保昭男
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チェコ語
Hrabal, Bohumil
  わたしは英国王に給仕した (1971)/阿部賢一
Kundera, Milan ミラン・クンデラ
  存在の耐えられない軽さ (1984)/西永良成
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セルビア語
Kiš, Danilo ダニロ・キシュ
  庭、灰 (1965)/山崎佳代子
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ポーランド語
Kapuściński, Ryszard リシャルト・カプシチンスキ
  黒檀 (1998)/工藤幸雄/阿部優子/武井摩利
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スウェーデン語
Tranströmer, Tomas トーマス・トランストロンメル
  悲しみのゴンドラ (1996)/石井美佐子
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デンマーク語
Dinesen, Isak イサク・ディーネセン
  アフリカの日々 (1937)/横山貞子
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ルーマニア語
Eliade, Mircea
  マイトレイ (1933)/住谷春也
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トルコ語
Pamuk, Orhan オルハン・パムク
  私の名は赤 (1998)
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アラビア語
Mahfouz, Naguib ナギーブ・マフフーズ
  カイロ三部作 (1956-1957)/藤井守男
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ロシア語
Bulgakov, Mikhail
  巨匠とマルガリータ (1967)/水野忠夫
Dostoevsky, Fyodor ドストエフスキー
  白痴(1868)
  カラマーゾフの兄弟 (1880)
Nabokov, Vladimir ウラジーミル・ナボコフ
  賜物 (1938)/沼野義充
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日本語
石牟礼道子
  苦海浄土 (1969)
大江健三郎
  万延元年のフットボール (1967)
  懐かしい年からの手紙 (1987)
川端康成
  眠れる美女 (1961)
谷崎潤一郎
  細雪(1943-1947)
峠三吉
  原爆詩集(1951)
三浦綾子
  塩狩峠 (1968)
三島由紀夫
  金閣寺 (1956)
  豊饒の海 (1965-1970)
与謝野晶子
  みだれ髪(1901)
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中国語
閻連科
  人民に奉仕する (2005)
残雪
  暗夜 (1988)/近藤直子
莫言
  赤い高粱 (1987)/吉原幸夫
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韓国語
Han Kang ハン・ガン
  「少年が来る」소년이 온다 (2014)/斎藤真理子
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ベトナム語
Bao Ninh バオ・ニン
  戦争の悲しみ (1990)/井川一久
Kim Thúy キム・チュイ
  小川 (2009)
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その他の言語
ヨルバ語
Tutuola, Amos エイモス・チュツオーラ
  やし酒飲み (1952)/土屋哲
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