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No.184

#夢日記 2025年8月14日

 図書館にいる。夢で見る公立図書館や大学の図書館、書店などはいつも雰囲気が似ている。
 私は何か要求があって守衛室へ行く。扉が開くなり、大柄な初老の守衛がホテルマンのような制服を身につけて立っている。守衛はにこやかに、あなた昨日もここにいらっしゃいましたよ、と言う。私は初め、そんなはずはないと否定しようとする(だってこれは夢なのだ……夢だということを夢の中の私は理解している!)だが少しずつ、自身の認識に対する疑いが首をもたげる。そういえば私は、ここへ来る夢を昨日も見たのではなかったか? 昨日なのか、二度寝をする前なのかはともかく……(などと考えてしまうところが夢の中の思考の限界だ、実際には同じ夢など見ていない)。
 派手な容姿の女性に案内されて行く。百貨店の中のような高級ホテルのロビーのような。女は華やかな顔立ちをしているので、半分はご機嫌取りのつもりで、半分は本心から、貴女のような綺麗な人を忘れるはずがないから、やはり私はここに初めて来たと思う、と言う。女が何と答えたかは覚えていない。確かに知らない顔だった。

断片